ハイサイ、こんにちは。
引き続き、去年(2018年)4月に訪れたシンガポールの旅行記です。MRT(地下鉄)でスタンダードチケットを購入してみました。
*2018年4月現在の情報です。ご了承ください。
スタンダードチケットとは?
スタンダードチケットはMRT(地下鉄)に乗るための通常の乗車券です。そのほか、EZ-linkカードというICカードでも乗車することができます。
通常の乗車券と言っても日本のように1回きりではなく、チャージして最大6回まで利用することができます。
大まかに、次のようなルールです。
- 最初の購入時、10セントのデポジットが加算
- 3回目の乗車で10セントが返却(運賃と相殺)
- 6回目の乗車で10セント割引
最大6回までしか使えず、7回目からはエラーになります。
チャージできると言っても、チケット自体は紙ですので破損したらエラーになると思います。再利用するならくしゃくしゃにならないよう財布などに入れて保管する必要があります。
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スタンダードチケットの購入方法
スタンダードチケットは駅の券売機で購入できます。
券売機の初期画面で、Map(地図)もしくはStation Name(駅名)をタップ。
もし英語以外が表示されていたら右側の言語メニューでEnglishを選択してください。残念ながら日本語は未対応です。
今回は行きたい駅が決まっていたので駅名選択にしました。アルファベット順に並んでいるので、行きたい駅名をタップ。
左側のメニューで路線の絞り込みもできます。
駅名を選択すると運賃が表示されます。
枚数、片道or往復を選んで表示された運賃を投入。ちなみに写真では、運賃1.4シンガポールドルの往復で2.8ドル。それにデポジット0.1ドル(10セント)が加わって2.9ドルとなっています。
注意点としてクレジットカードは使えず、現金のみとなっています。また、運賃が6ドル以下の場合、10ドル紙幣が使えないのでご注意ください。
コインor紙幣を投入します。
運賃を支払い、発券中…
ちなみに、支払い手順は動画で説明してくれていました。言葉がわからなくとも大丈夫です。
動画で伝えるって良い方法ですね。見てわかるし。沖縄も外国人観光客が増えて多言語化も進んでいるので、ぜひ参考にしたいです。
スタンダードチケットとお釣りが出てきました。
あとはこのチケットを改札でタッチしてホームへ行き、目的地方面の電車に乗るだけです。
プラットホームはこんな感じ。シンプルでわかりやすいです。
車内も清潔で気持ちよく利用できます。
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スタンダードチケットのチャージ方法
一度使ったスタンダードチケットを再利用する場合、チャージする必要があります。
まず、券売機のカードリーダーに置きます。クレジットカード差込口の右側にあります。※写真で置かれているのはEZ-linkカードカード
画面で「Add Trip」を選択、初回購入と同様に駅名を選択して購入という流れになります。なお、こちらもクレジットカードは使えないのでご注意ください。
飲食物の持ち込みに注意
車内での喫煙や、飲食物・可燃物(危険物)の持ち込み禁止です。ペットボトルで水やお茶を飲むのもダメとのことで、500ドル(約40,000円)の罰金になるので注意しましょう。また、ドリアンの持ち込みも禁止です。(念のため)
スタンダードチケットはこういう人にオススメ
今回、利用してみたスタンダードチケット。
6回まで使えて割引もあるので、一見お得に見えます。が、割引と言っても日本円で8円程度。そもそもMRTの運賃も格安(高くても160円程度)ですし、微々たるメリットです。
さらに、6回使うには心もとない紙チケットなので、気をつけて保管しなければならず少々面倒くさいという点も。
そして、一番の問題がこちら。マリーナベイサンズ最寄りBayfront駅の券売機。大混雑しています。
これに並んでスタンダードチケットを購入(チャージ)するよりは、素直にEZ-linkカードを買って、混雑をスルーしたほうが賢いかもしれません。950円程度ですし。
ということで、スタンダードチケットをオススメできるのは本当に1回しか乗らない人くらいです。何回か乗る予定の人はEZ-linkカード(ICカード)のほうがオススメ。コンビニ等でも使えるので便利です。
それでは、このへんで。次回はEZ-linkカードの買い方です。
ニフェーデービタン!