ハイサイ、こんにちは。
オーストラリア大陸縦断旅も、ダーウィンを出発してから6日目になりました。
ついにこの日がやってきました。ゴールのアデレード到着です!ダーウィンからアデレードまで3,700kmを走りきりました!
走ることに専念して、観光らしい観光をほとんどしてなかったこの旅なので、アデレードでは少し観光することにしました。まずは本家・水曜どうでしょうの聖地(番組で訪れたところ)へ。
※今回は主にどうでしょう藩士(ファン)向けの記事になっています。ご容赦ください。
旅の概要
いつの間にかアデレードに到着
オーストラリア大陸縦断6日目がスタートしました。午前中にレンタカーを返さないといけないので、ゆとりを持って朝7:30にモーテルを出発。
ポートオーガスタからアデレードまで230kmほどあります。これまで走ってきた距離と比較すると朝飯前です。
最終日は生憎の雨。制限速度は110km/hと(ノーザンテリトリーと比較して)遅めですが、雨なので少し緊張します。
前日までは砂漠を走っていたのに、いつの間にかイギリスの片田舎のような風景になっています。
雨の中、ロードトレインが激しい水しぶきをあげて飛ばしています…。ヒヤヒヤしながらの運転です。
徐々に建物が増え始め、街になってきました。アデレードまで残りわずかです。
せっかくの縦断旅なので、アデレードに入る瞬間に「ゴール!」という写真を撮りたかったのですが、雨が降っている/渋滞している/道を間違えた/ガソリンスタンドを探すというイレギュラーなことが多発したため、よくわからないままアデレード市街に入っていました。
ということで、曖昧な感じのゴールです…w
アデレード到着後、まずはレンタカーを返却してから聖地めぐりをしたのですが、ここでは先に聖地の紹介をしたいと思います。
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水曜どうでしょうの聖地
オーストラリアのPUFFY
アデレード到着直前、大泉さんの「たぶんあれ、オーストラリアのPUFFYでしょうね」のシーンです。PerfumeではなくPUFFYですw
番組で豪州大陸縦断をしたのが1997年なので、PUFFY全盛期ですね。
このシーンで映っているのは、ノースアデレードのオコネルストリート(O’Connell St)とアーチャーストリート(Archer St)の交差点になります。
番組と同じ道を通ったのですが、雨と渋滞で写真を撮る余裕がありませんでした。
ストリートビューで改めて確認すると、番組当時、左側の建物は白かったのですが、現在は色が塗り替えられており、アーケードのような庇もできています。「オーストラリアのPUFFY」が歩いていた向かいの店も変わっています。左側の建物の煙突?のような屋根の突起が番組当時から変わっておらず、この場所と断定できます。
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アデレードの遠景
大泉さん「わぁーすげー」、ミスター「カンタスあそこにありますね」のシーンです。
先ほどのPUFFYがいたノースアデレード方面からA1をそのまま南下して、キングウィリアムロード(King William Rd)に合流したところになります。遠方右側に見えるビル群が番組のままです。
この道を少し進むと橋があって、それを渡るとアデレードです。
なんか乗っちゃってる騎馬像
橋を渡ってアデレード市内に入ります。ゴール地点がアデレード駅に決まり、そこに向かっている途中、大泉さんが「なんか乗っちゃってるもん」と言って指を指しているのがこちらの騎馬像です。
こちらはばっちりと写真を撮りました。場所は先ほどの道を直進したところにあります。番組ではここで右折していましたが、その先にあるのがゴールのアデレード駅です。
ちなみにこの騎馬像は南アフリカ戦争記念の像(South African War Equestrian Statue)です。1899年から1902年の第二次南アフリカ戦争(ボーア戦争)で戦った南オーストラリア人を記念(顕彰?)しており、南オーストラリア人が海外で戦った最初の戦争とのこと。
感動のゴール地点 アデレード駅
そして感動のゴール地点、アデレード駅!
アデレード市街の北側にあって、先ほどの騎馬像からすぐです。ミスターの「(札幌へ)帰ると言えば?」アドリブでお馴染みの場所ですね。このシーンは何度観ても笑えますw
どうでしょう班が撮影していたのは駅に向かって右側の歩道になります(写真の矢印の場所)。
せっかくなんで、大泉さんとミスターみたいに並んで写真撮りたかったのですが、工事か何かで封鎖されていて、撮影する雰囲気ではなかったので断念しました。なので向かい側の歩道から撮影。
どうでしょう班と同じ場所に立てなかったのは少し残念です。これは「またアデレードに来い」ってことなんでしょうか…?
さよならランクル
そして、企画の大オチであるランドクルーザーの故障w
現場はアデレード駅から東に800mほど行ったところ、アデレード大学の手前になります。番組でもレンタカーを返しに行く途中で故障したと言っていましたが、駅から故障現場までわずか800mなので、本当に最後の最後で故障したようです。この距離で後世に語り継がれるネタが下りてくるあたり、本当に神がかった番組ですw
故障したランクルはトラックに載せられてUターンして、アデレード駅方面へ運ばれていきました。写真は故障現場から駅方面を望んでいます。
藤村さん「渋滞してますアデレード」、大泉さん「悲しい画じゃないですか」のセリフが印象的でしたね。
番組当時(97年)と比較すると、ビルが増えているのがわかります。また、我々が訪れた時もトラムの電停を建設していましたし、時の流れを感じます。
そして、番組のラストシーン。荷物を持ってとぼとぼ歩いていたのが、現場付近の歩道だと思われます。右奥に見えるのはアデレード大学。
藤村さんと嬉野さんがレンタカー屋に徒歩で行っている間、大泉さんとミスターは現場で待っていたそうですが、おそらくこの辺で待っていたと思います。
レンタカーを返却、走行距離は3,756km!
話を本筋に戻しましょう。
アデレードの街に到着後、最後の給油をしてレンタカー屋に向かいました。我々の借りたEuropcarは駅の向かいにありました。正面からは車が入れないので案内に沿って裏側にまわります。
裏路地を進んで行って…
レンタカー屋の入口がありました。そのまま入って適当なところにパーキング。
最終の走行距離は3,756kmでした!我ながら、こんな長い距離をよく走りきりました…。
また、外気温が15℃になってます。赤道に近いダーウィンでは30℃ほどあって常夏って感じだったのですが、緯度の高いアデレードでは少し肌寒いくらいです。
最後に旅の相棒をパチリ。無事に故障せず、到着することができました。ずっと砂漠を走っていたので、砂埃で相当汚れていたのですが、最終日の雨が幸いして綺麗になってましたw
ありがとう、TOYOTA RAV4!!
裏口から店に入ると受付の女性が1人いるだけで、客もおらず閑散としていました。返却したい旨を伝え、キーを渡します。
3,700km離れた営業所で借りたレンタカーを返すので、入念に車のチェックをするだろう思っていたのですが、キーを受け取ってすぐOKという感じで1分もかからず返却が終了しました。少し拍子抜け。
ということで、レンタカーを返して無事にオーストラリア大陸縦断が終了しました。
2018年のGWに縦断をして、秋頃から本格的に記事を書き始め、すでに2月になってしまいましたが、やっとアデレード到着まで書くことができました。最初から通して読んで頂いた方、ありがとうございました。
車での縦断は終わりましたが、自宅に帰るまでが「旅」です。
ということで、沖縄に帰るところまでオーストラリア大陸縦断編を継続したいと思います。しばらく退屈な記事が続くかもしれませんが、お付き合いいただければと思います。ニフェーデービタン!
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