ハイサイ、こんにちは

先月、沖縄から韓国へ1泊2日の弾丸ツアーをしてきたのですが、少ない時間を有効活用するため、空港からソウルまでA’REX(空港鉄道)直通列車を利用しました。今回はその乗り方などをレポートします。

 

A’REX直通列車の短評

まずは先に結論を。

今回、初めてA’REX直通列車を利用したのですが、安いし早いし、ゆっくり座れて楽ちんでした。コスパも十分でオススメです。ただ、運行間隔が最大60分と長いので、その点は注意が必要です。場合によっては普通列車に乗ったほうが早くソウルに到着できます。

また、終点はソウル駅なので、そこからさらに乗り換えて移動しなければいけません。リムジンバスなどでホテルまで直接行ける場合、バスのほうが楽かもしれません。

オススメできる点

  • 乗車時間43分でソウル駅まで行ける
  • バス、タクシーより安い(900円弱)
  • 渋滞に巻き込まれない
  • 全席指定で必ず座れる
  • 荷物置きスペースがある

イマイチな点

  • 運行間隔が意外と長い(最大60分)
  • ソウル駅から乗り換えて移動しなければいけない

 

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直通列車と一般列車の違い

仁川国際空港からソウルまでの移動手段としてA’REX(空港鉄道)、リムジンバス、タクシーがあります。その中でも最短かつ安く移動できるのがA’REXです。しかも、渋滞の心配はありません。

バスのほうが安価なイメージがありますが、A’REXのほうが安いです。さらにPeachなど航空会社の割引もあるので、安く抑えることも可能です。

 

A’REXには直通列車一般列車(普通列車)があります。直通列車はソウルまでノンストップ、一般列車はいわゆる各駅停車です。

直通列車だと空港からソウル駅まで最短43分で到着します。料金は直通が9,000ウォン(約872円)、一般は4,250ウォン(約411円)となっています。

 

種別 所要時間 運賃 運行間隔
直通列車 43分(T1より)
51分(T2より)
9,000ウォン
9,000ウォン
30〜60分
一般列車 59分(T1より)
66分(T2より)
4,250ウォン(現金)
4,850ウォン(現金)
約12分

※直通列車はT-moneyカードが使えないのでご注意ください。

 

また、直通列車のメリットとして、全席指定なのでリクライニング可能なシートに確実に座ることができる、というのがあります。一般列車は地下鉄のようなシート(ロングシート)で、混雑時は座れないこともあるので、ゆっくり座りたい方にもオススメです。

 

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直通列車の時刻表(空港第1ターミナル)

仁川国際空港第1ターミナル発の直通列車の時刻表です(2019年3月現在)。1時間に1〜2本しかなく、意外と少ないです。

最新の時刻表は公式サイトでご確認ください。

※一般と直通、どちらの時刻も表示されているのでご注意ください。直通列車のみにチェックを入れると、直通だけが表示されます。

 

運行間隔に注意

最短でソウル駅まで行けるのは直通列車のほうですが、あくまで乗車時間の話。しかも、その乗車時間も15分程度の差です。一方、運行間隔は一般列車が約12分、直通列車は最大で60分となっています。

実は、帰りにソウル駅から空港に向かう際、直近の直通列車が満席で取れず、仕方なく次発の列車にしました。

何も考えずに次発を選んだのですが、発車まで1時間以上待つ羽目になりました。冷静に考えたら15分程度の差なので、約12分間隔で出ている一般列車に乗ったほうが早かったです。

一般列車=先に到着するというわけではないのでご注意ください。

 

空港ターミナルから駅へ移動

さて、今回の弾丸ツアーは那覇からPeach便を利用しました。到着は第1ターミナルです。

到着ロビーに出ると、すぐに空港鉄道(A’REX)までの案内が見えます。

 

駅は地下1階なので、エスカレーターで降ります。

 

通路を進み、駅へと向かいます。

 

地下1階の構内図。下が空港ターミナル、通路でつながる上が駅です。向かって左側(青色)が一般列車、右側(オレンジ色)が直通列車の改札となっています。

 

駅に到着しました。地下1階ですが、吹き抜けになっていて明るいです。上に見える通路が近未来的なデザイン。

 

青色が一般列車(All Stop Train)。乗客でごった返しています。

 

対してオレンジ色が直通列車(Express Train)です。どちらの改札か、色で判断することができるようになっています。

 

券売機でチケット購入

チケットは窓口か券売機(日本語対応)で購入することができます。今回は券売機で購入しました。

 

通常は左の「乗車券購入」を選択。事前に予約した場合は「乗車券交換」、各種割引を受ける場合は「乗車券割引」になります。

今回は特に予約も割引もしないので「乗車券購入」を選択。

 

目的地の駅を選択します。ソウル駅から地下鉄に乗り継ぐ場合は、降車駅までのチケットを発券することができます。

 

続いて乗る列車を選択します。出発時間・到着時間にご注意ください。

 

人数を選択した後、現金かクレジットカードで運賃を支払います。

 

現金は2番の投入口、カードは右側の差込口に挿入します。なお、カードは全部入らず、写真のように半分出た状態までしか入りません。戻ってこなくなる危険性がないので、この方式のほうが安心です。

 

 

決済が終わると、レシートと1回用のチケット(ICカード)が出てきます。

※レシートには座席番号などが記されているので捨てないようにご注意ください!

 

レシートに号車、座席、出発日、出発時刻、到着時刻が記されています。今回は2人分で買ったので、2人分がまとめて記されています。

 

こちらが1回用チケットです。ICカードになっていて、改札でタッチして入ります。運賃にはこのチケットのデポジット500ウォンが含まれていて、到着後に専用の機械に挿入すると戻ってきます。

 

改札を通ってホームへ移動

チケットを購入したので、改札を通ってホームへ向かいます。

 

エスカレーターを降りると…

 

すぐに直通列車のホームになっています。ドアに何号車か書かれているので、指定された号車番号の前で待ちましょう。

 

列車が到着しました。

ちなみに今回は2号車だったのですが、なぜか1〜2号車は直接乗れず、3号車から乗って車内を歩いて行かなければいけませんでした。

 

車内の様子

リクライニング可能なシートです。Wi-Fiもあるので、ゆっくり座りながら観光情報を調べても良いですね。

また、車両の出入り口付近に荷物の収納スペースがあるので、大きな荷物を持っている方も直通列車のほうがオススメです。

 

デポジットの払い戻し

駅に到着後、改札を出るとこのような機械があります。さきほどの1回用チケットをこの機械に入れると、デポジット(保証金)の500ウォンが払い戻しされます。

特に操作も必要なく、挿入するだけでOKです。

 

 

さて、今回はこのへんで。

ニフェーデービタン!

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