ハイサイ、こんにちは。

前回の記事でスチュアート・ハイウェイに合流し、無事に縦断の旅がスタートしたのですが、初日から大自然の洗礼を受けることに。いやぁ、いろいろ見せてくれます、オーストラリアさん。

 

旅の概要

旅行期間 2018年4月27日〜5月5日(7泊8日)
滞在都市 台北、ダーウィン、キャサリン、アリススプリングス、ユーラーラ、クーバーペディ、ポートオーガスタ、アデレード

 

いつの間にか、霞がかった空に

スチュアート・ハイウェイをひた走ります。

 

日も傾いてくると、昼間の青空はどこへやら。すこし霞がかってきました。

 

”水曜どうでしょう”でも取り上げられてられていた蟻塚です。結構あちこちにありました。車を停めてじっくり見たかったですが、たくさんあるのでここは急いでホテルへ向かいます。

 

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オーストラリアさんは見せてくれます

蟻塚はほぼスルーしていたのですが、そこはオーストラリアさん。

「てめぇら、”どうでしょう”でやっていたのが全てと思うなよ」と言わんばかりに見せてくれました。はい。

 

良い夕焼けだなと思いきや…

 

はい、どーん!

燃えてます。

夕焼けっていうか、リアル焼けでした。

 

煙あがってますけど。

 

広範囲で燃えてます。

 

地面は黒焦げ。

 

最初は「野焼きでもやってるのかな?」などと思っていたのですが、火の周りに誰もいません。

「おい、このまま延焼したらヤバイんじゃない?通報する?山火事なるんじゃない?」なんて慌てたのですが、どうやらすでに山火事だったようですw

しかし、車は何事もなかったかのように、どんどん通り過ぎて行きます。

 

調べたら、乾季特有の山火事(ブッシュファイアー)だそうです。

 

ノーザンテリトリーでは毎日どこかしらが燃えていて、この時期(冬から春)の風物詩なんだとか。

油分の多いユーカリの葉が自然発火して燃え広がり、それによって新しい芽が出るという植生のサイクルになっているそうです。

 

しかし、不思議な光景です。自然に燃える森なんて、RPGの世界に迷い込んだみたいです。

この出来事を”どうでしょう班”に伝えたい…まだネタありましたよと伝えたい…

 

人工の道路と、何万年も繰り返されてきたブッシュファイアー。

 

念のため注意

言うまでもないですが、山火事なので深入りすると危険です。

火事を追って森に入ることはもちろん、車を停めて写真を撮ったりするのも、本来はオススメできる行為ではないでしょう。

くれぐれも「目の前で火事が起きている」ということを念頭に置いて行動してください。

 

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走っても走っても山火事

ちょいと広場があったので休憩。

 

この辺りも燃えたようで土が黒くなっています。

興味深かったのは下草だけ燃えて、木はほとんど影響がなかったこと。ブッシュファイアーが起きることも自然のサイクルとして織り込み済みなんでしょうね。むしろ燃えないとうまく循環しないのかもしれません。

 

煙と夕焼け。

 

もう日没間際です。

 

最初は「珍しいものを見た!」と思っていましたが、走っても走っても山火事w

しかも暗くなってきたので、遠くの炎まで見えるように…

 

もう、こんなんなってます!

これはもう映画の世界!宇宙人が襲来するやつ!

終末感が半端ないです。

 

そしてあたりは真っ暗に

とうとう夜になってしまいました。ホテルまで残り15kmほど…

 

ついにキャサリンに到着しました!時刻は19:20!途中で休憩も入れたので、予定より遅くなってしまいました。

写真はキャサリン川にかかる橋を渡るところ。橋を越えたらキャサリンの市街地です。

 

今回はここまで。次回は給油の話です!

 

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