ハイサイ、こんにちは。
豪州大陸縦断3日目、ようやく本日の目的地であるユーラーラに到着しました。
ウルル(エアーズロック)へ向かう前に宿にチェックインします。今回、宿泊したのはアウトバック・パイオニア・ロッジです。
旅の概要
ウルル観光ではお手頃価格の宿
ユーラーラという街の大半は「エアーズロック・リゾート」というリゾート地になっており、ループ道路を中心にホテルがたくさんあります。
半径300kmに街らしい街はないので、ウルル(エアーズロック)を観光するには必然的にここに宿泊することになります。
ここが観光の拠点となるんですが、この辺のホテルは1泊1部屋5〜10万くらいと高めの設定になっております。なかには1泊3,000AUD(約25万円!)というロマンあふれる金額も…。裸にバスローブ着るような人たちじゃないと泊まれません。
そのなかで庶民が手を出せるのがアウトバック・パイオニア・ホテル&ロッジ(Outback Pioneer Hotel & Lodge)です。
ホテルとロッジの2つがあって、ホテルは2〜3人部屋で220AUD(約18,300円)から、ロッジは38AUD(約3,000円)からとお手頃になっています。
縦断旅では少しでも安く済ませたいので、ロッジ一択です。
【ロッジの公式サイト】
ちなみにエアーズロック・リゾートにあるホテル群は経営母体が同じなのか、同じサイト内にあります。
ロッジの部屋の種類
ロッジにも部屋の種類がいくつかあって、公式サイトによると以下の部屋があります。
部屋の種類 | 価格(レギュラーレート) |
BUDGET ROOM WITH BATHROOM (3〜4人部屋、バスルーム付) |
260AUD/1部屋あたり (約21,600円) |
BUDGET ROOM WITHOUT BATHROOM (3〜4人部屋、バスルーム無し) |
210AUD/1部屋あたり (約17,400円) |
4 BED PRIVATE ROOM (4人部屋、バスルーム無し) |
184AUD/1部屋あたり (約15,000円) |
4 SHARE MIXED DORM (4人部屋、共同、バスルーム無し) |
46AUD/1人あたり (約3,800円) |
20 BED FEMALE DORM (20人部屋、共同、女性用、バスルーム無し) |
38AUD/1人あたり (約3,000円) |
20 BED MALE DORM (20人部屋、共同、男性用、バスルーム無し) |
38AUD/1人あたり (約3,000円) |
安く抑える、という観点で言えば20人部屋なんですが、外国だし共同部屋が不安、運転の疲れをとるためゆっくり休みたい、ちょうど4人いるということで、4 BED PRIVATE ROOMにすることにしました。1人あたり3,800円だし、プラス800円で20人の大部屋から4人の個室になると考えれば安いもんです。
公式サイトで予約
今回の旅では、宿はすべてExpediaで予約していたのですが、この宿は掲載されていませんでした。
一応、Bookingでもロッジ自体の掲載はあったのですが、公式サイトに掲載されている部屋が網羅されているわけではなく、お目当ての4 BED PRIVATE ROOMがなかったので今回は公式サイトで予約することにしました。
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連休中は日本人だらけ
オーストラリア大陸縦断の旅を始めてから、たまたま出会った“どうでしょう藩士”を除いて、日本人はおろか東洋人を全く見なかったのですが、宿についてビックリ。「ここはワイキキか」と思うくらい日本人だらけでした。
ちょうどGWだし、目の前は有名なウルルなので、日本人がこれだけ集まるのも無理はないのかもしれませんが、ちょっと拍子抜け…。
ただ、日本人に囲まれつつも、ちょっとした優越感がありました。それは、ここまでレンタカーで来たことw
恐らく宿に泊まっている日本人のほとんどは、近くのエアーズロック空港に到着して、ホテルの送迎で来ていると思います。そのなかでハイウェイを2,000km近く走って、砂埃まみれのレンタカーで来た我々。
なんだろう。RPGに喩えたら“ひたすらフィールドを歩いて本来はストーリー終盤に来る街に来ちゃった感”というか。裏技ルートで来てやったぜみたいな、ちょっとした優越感に浸っていましたw
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ホテルレビュー
フロント(レセプション)
フロント(レセプション)です。ホテルもロッジもフロントは共通になっています。
フロント内部。ピンボケですいません。
カウンターはホテルとロッジで分けられていました。ロッジなので右側に進みます。
敷地は広いです。しかも似たような建物が並んでいるので、部屋番号を忘れると迷子になりそうです。
4人部屋
今回の部屋は一番端っこの棟でした。一棟に12部屋あります。
なんか合宿所みたいです。
こちらが部屋の内部。“どうでしょう班”が大好きな4人部屋ですねw
備え付けの二段ベッド2台があるだけであとは何もありません。
コンセントもあるんですが、中途半端な位置にあります。
二段ベッドは高さがあるので注意
二段ベッドの上段が高くてビックリしました。写真では分かりづらいですが、目線より高かったので180cmくらいあったかも。しかも柵なしです。
高所恐怖症はアウトでしょうね。寝相悪い人も要注意です。床はコンクリなので、寝ぼけて落ちたら病院送りです。
こんなことで怪我したくはなかったので、無難に下段で2人寝ることにしました。かなり窮屈だったんですが落ちる心配よりマシ…。
有料Wi-Fi
Wi-Fiのガイドが部屋の壁に貼られています(左側)。残念ながらフリーではありません。
- 1時間 5AUD(約410円)
- 24時間 10AUD(約830円)
- 72時間 20AUD(約1,660円)
観光地価格ですね。地味に高いです。SIMカードを買っていたので利用しませんでした。回線速度は不明です。
また、上に掲示でベッドに番号が振られています。共同で予約した場合は部屋番号とともにベッド番号まで指定されるのだと思います。
今回は4人部屋の個室で予約したのですが、個室用の部屋・共同用の部屋と分けているわけではなく、個室の予約だったら1部屋貸しして、共同だと同じ部屋に詰め込んでいくという予約のとり方をしているようです。なので、共同でもこれと同じタイプの部屋になると思います。
共同トイレ
共同トイレはこんな感じです。思ったより綺麗でした。朝など利用が集中するときには混雑します。
共同シャワー
つづいて共同シャワー。トイレの隣にあります。日本の銭湯みたいに脱衣所はありません。ビーチのシャワー室みたいな感じですね。
シャワーは固定式のヘッドです。
LUXのシャンプー&シャワージェル(ボディソープ)が備え付けられていました。これひとつで髪も体も全身いけます。
短髪なら問題ないでしょうが、髪が長かったらシャンプーを準備して行ったほうが良いそうです。(女性陣談)
タオルはフロントで
夜、シャワーを浴びようとしたところ、部屋にタオルがないことに気づきました。もしかしてシャワー室にあるかなと見に行ったのですが置いていません。
「しまった、タオルがない!」と一瞬、焦りましたが、ダメ元でフロントにタオルを借りれないか聞くと、あっさりと4人分のバスタオルを借りることができました。タオルを持っていない人はフロントに聞いてみましょう。
ランドリー
ランドリーもあります。長期宿泊者にはありがたいですね。洗濯機と乾燥機があります。
洗濯機は1AUDコインを4枚入れる方式です。
ちなみに外にロープも張られていて、干すこともできます。ただし、洗濯バサミがないので、外で干す予定の人は準備していったほうが良いと思います。
共同キッチン
誰でも使える共同キッチンもあります。しかも24時間いつでも利用OK。利用したのは朝でしたが誰もいませんでした。
内部はこんな感じです。電子レンジ、トースター、フライパン等もあって自由に使えます。
冷蔵庫も自由に使えます。宿泊者のものと思しき食材がたくさん入っています。
壁面の給湯器からお湯も利用可能です。
ちなみに、4日目の朝食はスープとコーンフレークになりました。
その他、共同エリア
BBQができるエリアもあります。最初はここでBBQをしようと思ったのですが、BBQをする気力がなかったのと、思ったより高かったのでやめました。そのかわり近くのレストランで食事をすることに。(詳細はこの記事の最後)
BBQの食事するエリア。夜はBBQ客で賑わっていました。大学生っぽい人が多くて、学祭みたいな雰囲気でした。バーもあってお酒も飲めます。
こちらも食事スペース。早朝なので誰もいません…。
3日目にして脱ファストフード
オーストラリア大陸縦断で、食事はほとんどファストフードだったんですが、せっかくリゾート地に泊まったので、レストランで食事することにしました。
訪れたのはリゾート内にあるGecko’s Cafeというレストランです。
いやぁ、ファストフードじゃないってだけで嬉しいですねw
4人ですが量が多そうだったので3皿頼んでシェアすることに。
頼んだのは…
- ボロネーゼ
- カンガルーのハンバーガー!
- クロコダイルのリブステーキ!
せっかくなんで、日本で食べれないのを選んでみましたw
こちらがカンガルーのハンバーガー。普通に美味しいです。味は鹿肉っぽかったです。
そしてこちらがクロコダイル!
ワニ肉というと抵抗がありますが、実際に食べてみると美味しかったです。硬そうなイメージですが、そんなこともありませんでした。魚肉(白身魚)と鶏肉の中間みたいな感じかな。
ただ、スパイスが強すぎて、そればかりが残念。こんなにスパイス使うのでワニ肉は臭みが強いのかと思っていたのですが、ネットで調べるとワニ肉はそんなに臭みがないそうです。オーストラリア人は濃い目が好きなのかな?
さて、今回はここまで。
次回はいよいよウルル(エアーズロック)へ向かいます。
【他の縦断記事はコチラ】