ハイサイ、こんにちは。
前回の記事では、ダーウィンのショッピングセンターにてSIMカードとオーストラリアドル、水と食料を手に入れました。今回は念願(?)のスチュアート・ハイウェイに乗って、キャサリンにあるホテルに向かいます。
ホテルに向かうと言っても、その距離およそ300km!時刻はすでに15時をまわっています。はたして暗くなるまでに辿り着けるのか…
旅の概要
初のラウンドアバウトに遭遇
ショッピングセンターを出て道を進むと、この旅で初めてのラウンドアバウトが!最初はテンパりますが、落ち着けばどうってことありません。
- 回っている車(右から来る車)が優先
- 自分の行きたい方向に左折して出る
ということさえわかればなんとかなります。うまく出れなくとも何周でも回っていいのでご安心くださいw
オーストラリアのラウンドアバウトについて、わかりやすい動画があったので貼り付けておきます。
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ついにスチュアート・ハイウェイに合流
ヴァンダーリン・ドライブからマクミランズ・ロードを経て…
ここでスチュアート・ハイウェイに突き当たっています。ここを左折して…
ついに、スチュアート・ハイウェイに合流しました!!!
とはいえ、景色はさほど変わりませんw
ハイウェイ沿いのガソリンスタンド。今回は4分の3を切っていたら給油するルールを設けました。まだ満タン近いので、ここはスルー。
左の分岐がスチュアート・ハイウェイだったのですが、うっかり直進してしまいます。
再度、スチュアート・ハイウェイに合流です。左折がダーウィン、右折がアデレード方面になります。我々はアデレード方面なので右折です。
START OF THE EXPLORERS WAY!!
右側には、まさに我々が行こうとしているルートが!w
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日も傾き、森の中へ
だんだん日も傾いてきました。
気づけば建物が全くありません!低木の森がひたすら続きます。
対向車もほとんどなくなっていきます。
ブレーキを踏む機会がありませんw
スチュアート・ハイウェイを走る時の注意点
無理のない速度で
スチュアート・ハイウェイの制限速度は次のようになります。
ノーザンテリトリー (ダーウィンの属する準州) |
130km/h |
サウス・オーストラリア州 | 110km/h |
130km/hというのは日本で出す機会のない速度です。
最初は恐る恐るスピードを出していましたが、次第に慣れます。とはいえ油断禁物ですので、無理して130km/hを出そうとせず、安全な速度で走ってください。
個人的には130km/hより少し遅い120km/h前後が車体もブレずに安定している感じがしました。
なお、街(集落)に近づくと130→100→80と制限速度が遅くなっていきます。制限速度が100km/hになったら人里に近づいたサインです。
ゆっくり走っていても後続車は気にしないで結構です。というか後続車がいないことも多いです。いたとしても、遅ければ勝手に抜き去っていくので心配ありません。
ちなみに、2007年以前のノーザンテリトリーでは制限速度がなかったそうで、150km/h近くも出していたとか。想像できない世界だ…
右左折や路肩に寄せる際には今の速度を確認して
実際に運転していて危ないなと思ったのが、右左折や路肩に寄せる時に、ついつい高速で突っ込んでしまう点です。
長時間、高速で走っていると速度の感覚が麻痺します。しかも、景色が変わらないので尚更です。曲がろうと減速したつもりでも80km/hくらいあったりするので、ちゃんとスピードメーターを見て確認しましょう。
右左折を高速で突っ込むのはもちろん危ないですし、路肩もダートなので、高速ではハンドルを取られたり、バランスを崩したり危なかったです。
また、130km/hから右左折できるスピードまでの減速にはかなりの距離が必要です。直前になって急ブレーキにならないよう、ゆとりをもって減速しましょう。
野生動物がいても急ハンドルは絶対ダメ
これは”水曜どうでしょう”でも言われてましたが、実際に運転してみると、いかに危険かわかりました。
130km/hも出していると、ちょっとしたハンドル操作で大きく車が揺れます。なんというか、飛行機を操縦している感じでした。ちょっとの操作で旋回しそうな感じ。
ちょっとのハンドル操作でもそうなので、ましてやカンガルーを避けようとハンドルを切るのは危険です。確実に横転すると思います。
そして、夜間は冗談抜きでカンガルーが飛び出してきます。カンガルー注意の標識は飾りではありません。しかも1頭出たら、フィーバーの如く連続で飛び出してきます。
緩やかな減速で避けられそうなら良いですが、絶対に急ハンドルや急ブレーキをしないでください。
ちょっとかわいそうですが、カンガルーは頑丈なので、多少ぶつかったところで大丈夫とのこと。それでも、いたるところにカンガルーの死骸が転がってましたが…
カンガルーを轢く前に、夜間は飛び出しに備えて速度を抑えることが最善かと思います。
サングラスを忘れずに
季節によって変わるかもしれませんが、今回行った4〜5月(秋)でも日差しが強く、サングラスは必須でした。
長時間の運転だと眼の疲労度も変わってくると思うので、サングラスをかけることをオススメします。
今回はこの辺で。とにかく、みなさん安全運転でお願いします!
次回は大自然の洗礼を受けることに…
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