ハイサイ、こんにちは。

豪州大陸縦断2日目。この日はキャサリンを出発して、アリス・スプリングスを目指します。前回の記事では数少ない史跡(?)のスチュアート・ツリーを見学しましたが、今回は自然が生み出した奇岩デビルズ・マーブルズの見学です。

 

旅の概要

旅行期間 2018年4月27日〜5月5日(7泊8日)
滞在都市 台北、ダーウィン、キャサリン、アリススプリングス、ユーラーラ、クーバーペディ、ポートオーガスタ、アデレード

 

スチュアート・ツリーを出発

スチュアート・ツリーを見学した後、次の目的地であるデビルズ・マーブルズに向かってひた走ります。一直線の道が延々と続きます。

 

1時間ほど走ると、下草が少なくなって火星みたいな地表が見えてきました。

ちなみにピンボケしているのは130km/hで走っているからです。手前の方はかろうじて写ってますが、奥の方は、景色の流れる速度にフォーカスが追いついていないようで、全然ピントが合ってくれません。

 

前回の給油から約3時間、本日2度目の給油です。

今回の旅のルールとして、メーターが3/4を切ったら給油することにしていました。ガス欠を避けるためでもありますが、休憩やトイレのことも考えるとちょうど良いくらいの間隔でした。

 

併設のコンビニ。荒野の真ん中ですが、サービスは充実しています。

 

コーラ好きのイカしたエリマキトカゲ。

 

しばらく走ると、今度は草原のような景色になりました。

沖縄で見られないような草原にテンションが上がります。が、それも最初だけ。延々とこんな風景が続くので、すぐに飽きてきます笑

 

草原ばっかりなので、たまに岩山があるとテンションが上がります。

 

あと、たまにあるカーブ。一直線の単調な道が続くので、カーブがあると「ハンドルを切る喜び」を味わえます笑

 

広い路肩があったので、少し休憩。

 

ほんと、車が通りません。ここまで人がいないと、人類滅亡後の世界にいる気分です。

 

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テナント・クリークにて昼メシを調達

テナント・クリークという比較的大きめの町にやってきました。Wikiによれば人口3,000人程度。それだけで大都会です!笑

ガソリンも減っていたので本日3回目の給油をしました。

何も食べずに走り続け、気付けば15:40に。ちょうどred roosterという店が併設していたので、ここで遅い昼食をとることに。

初めて見ましたが、どうやらオーストラリアで展開しているファストフードのようです。

 

まだデビルズ・マーブルズにすら着いていないし、先を急ぎたいのでテイクアウトしました。前日の夕食も今朝もマックだったし、オーストラリア来てからファストフードしか食べてない…笑

 

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デビルズ・マーブルズに到着

テナント・クリークを出発してしばらく走ると、ついにデビルズ・マーブルズが見えてきました!

 

デビルズ・マーブルズとは

直訳すると「悪魔のビー玉」で、花崗岩でできた丸い巨石です。アボリジニの言葉では「カール・カール(Karlu Karlu)」(直訳すると丸い巨石)と呼ばれているそうです。

花崗岩が長い年月をかけ侵食されてできた球体なんですが、自然のものとは思えぬほど、丸みを帯びた不思議な形状をしています。

そんな巨石がごろごろと転がっている風景は、まるでファンタジーの世界に迷い込んだみたいです。

 

デビルズ・マーブルズへの行き方

とりあえず、最寄りのテナント・クリークからの行き方だと

  1. テナント・クリークからスチュアート・ハイウェイを約100km南下。
  2. 左に曲がる道があるので、左折。
  3. 1.5kmくらい行くと駐車場(入口)に到着。

という感じです。目標物がなさすぎて道の説明のしようがありません笑

テナント・クリークから85kmくらい南下したところにも左に曲がる道(クルンディ・ロード)があるので、間違えないようご注意ください。

ちなみに、デビルズ・マーブルズは、特定の巨石を言うのではなく、広大なエリアに点在する巨石群です。スチュアート・ハイウェイからも遠目に巨石群を見ることもできるのですが、せっかく近くまで来てるので、ぜひ車を降りて間近で見てほしいです。

 


テナント・クリークを南下し、この案内標識が出たら左折です。小さく、地表の色と同化してるので、見落とさないようにご注意下さい。

 

車を停めて巨石を間近に

デビルズ・マーブルズの入口(厳密にはウォーキングコースの入口)には駐車場があります。ここで車を停めて歩いてまわる感じです。

遅い時間なので誰もいないと思いましたが、自分たちのほかにも2組ほど観光客がいました。

 

車を停めて、入口へ歩いていきます。すぐそばには巨石群が!

 

東屋の内側には、ちょっとしたパネル展示もあります。

 

そして、なんと衛星通信を使ったフリーWifiも利用可能です!

 

ウォーキングコースが設けられている

適当に見て回るのもいいですが、ウォーキングコースが設けられていたので、それに沿って歩くことに。距離や高低差別に複数のコースがありました。

 

こちらはKarlu Karlu Walkコース。全長400m、20分くらいで回れるイージーコース。

 

Nurrku Walkコース。全長4kmのガッツリコースです。

 

陽も傾いてきたので、最短コースを回ることに。コースと言っても遊歩道が整備されているわけではなく獣道程度なので、うっかりコースをそれることもしばしば。

 

唐突に丸い巨石が転がっています。

 

石の下をくぐることもできます。

 

なお、この一帯に巨石群が広がっていますが、コース以外の巨石には、このようなフェンスが張られ立入禁止になっています。

フェンスを越えず、見学可能な巨石群をまわるようにしましょう。

 

その他、注意点

ハエ注意

”どうでしょう”でもミスターたちがハエにたかられてましたが、冗談抜きでハエがウザいです。ネットは必ず準備しましょう。でないと、ハエを吸い込んでしまう羽目になると思います。

暑さ注意

今回、訪れた時には陽も傾いていたので暑くはなかったのですが、真夏の日中だとかなり暑いと思います。

トイレ

一応、駐車場の近くにあることはあります。が、綺麗さなどは一切期待しないで下さい。

 

適当に撮っても異世界感

夕暮れに訪れたというのもあるんでしょうが、異世界感が半端なかったです。

 

ナショナルジオグラフィックっぽい。

 

モンスターとか出てきそう。

 

絶妙なバランスの巨石。

 

スパーンと斧で割ったかのような断面の石もあります。

 

巨人が、遊びで積み上げたような巨石。こういうのを見ていたら「悪魔のビー玉」という名前になったのもわかる気がします。

 

デビルズ・マーブルズを出発

さて、短時間ですがデビルズ・マーブルズを見学したので、そろそろ出発しなければいけません。いつの間にか、陽がだいぶ傾いてきました。今回の宿泊地アリス・スプリングスまで、残り400km!そして時間は17:40!

意図せずとも、”どうでしょう”みたいな展開になってきました。はたして無事に宿に到着できるのか…

それでは、今回はここまで。

ニフェーデービタン!

 

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