ハイサイ、こんにちは。
前回の記事ではようやく縦断1日目が終了しました。今回から2日目です!
2日目は“水曜どうでしょう”と同じくキャサリンからアリス・スプリングスに行きます。その距離なんと1,179km!!
道中、見るものと言えばの史跡(?)のスチュアート・ツリーと奇岩デビルズ・マーブルズくらい。今回はスチュアート・ツリーを紹介します。
旅の概要
1,179kmの旅に出発!
2日目出発です!
目的地は1,100km以上も離れたアリス・スプリングス。それを1日で走ります!
なるべく明るいうちに到着したいので、朝食も食べず7時すぎにホテルを出発しました。
前日の夕飯と同じく朝食もキャサリンのマックです。田舎町で、しかも早朝ということでマックくらいしか開いてません…。
オーストラリアの朝マック。日本で言うソーセージエッグマフィンにベーコンが挟まっています。味は一緒でした。
時間がないので車内で食べます。
キャサリンの町を出るとこんな感じ。ひとまず100km先の隣町、マタランカへ向かいます。
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マタランカの蟻塚モニュメント
1時間ほど走って、隣町マタランカに到着しました。町と言っても、ガソリンスタンドを中心に民家が数軒という感じです。
キャサリンも田舎だなぁと思っていましたが、マックがあるだけで都会です。ちなみにWikipediaによるとマタランカの2016年の人口は350人とのこと。思ったより多い!
公園があったのでちょっと休憩。
駐車場の心配はありません。それだけはストレスフリーですね。
公園には巨大な蟻塚のモニュメント(?)がありました。
オーストラリアには200種類のシロアリがいて、そのうち90種類がノーザンテリトリーにいるそうです。
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19世紀に文字が刻まれたスチュアート・ツリー
少し休んだ後、マタランカを出発。
ひたすらこんな景色が続きます。全く観光しないのももったいないんでノーザンテリトリーの史跡と言えるスチュアート・ツリーに行くことにしました。
我々が走っているスチュアート・ハイウェイですが、ヨーロッパ人として初めてオーストラリア縦断を行った探検家、ジョン・マクドゥオール・スチュアートの名にちなんでいます。
彼が生きたのは19世紀半ば。当時のオーストラリア内陸部はヨーロッパ人からすれば未踏の地だったのです。そして6回目の探検となる1861〜61年の探検で、ついにアデレードからダーウィンまでの縦断に成功します。
その道中の1862年5月23日、彼が目印としてスチュアートの「S」の字を刻んだとされるのが、このスチュアート・ツリーです。
そう、今から150年以上前に字が刻まれた木が現存するんです!1862年と言えば、まだ琉球王国がある時代ですよ!これはワクワクしますね。
まずはデーリー・ウォーターズという町へ向かいます。スチュアート・ハイウェイから少しはずれたところにあるので、右折します。
スチュアート・ツリーの場所はこちら。
ハイウェイから右折しても同じ景色…笑
スチュアート・ツリーの案内板があるのでそれに沿って進んで行くと…
ありました!スチュアート・ツリーです!
思ったより小さい!笑
そして周囲にゴミが捨てられていて悲しい…
根本に古い解説板があります。右下に薄っすらと「1944」の文字が。
戦前の1944年に建てられた解説板のようです。それもまたすごい!
近年の解説板もあります。バキバキに割れてますが…笑
左下の写真がジョン・スチュアートさんです。
解説板によると、スチュアートの日記にこの木のことは出てこないとのこと。信憑性は微妙なのかもしれませんね。
で、肝心の「S」の字ですが、全然見当たりません。一応、文字が刻まれているような痕跡があったのですが、どう見ても「B」なんです…笑
写真の中央にうっすらと「B」っぽい字が写っています。
これが解説板のいう「S」なのかどうか結局よくわかりませんでした。ご存知の方がいましたら、教えてください。
ツリー遠景。
周囲には何もありません。ちなみに、写真には写っていませんが、この場所はキャンピングカーの休憩所(?)になっているようで、少し離れたところにキャンピングカーを停めて休んでいる老夫婦がいました。
レンタカーと、”どうでしょう”マグネットと、スチュアート・ツリー。
さて、旅を続けます。スチュアート・ハイウェイまで戻ってきました。左がキャサリン方面、右がテナントクリーク方面です。
人工物が全くないので、方向感覚が狂います。曲がる方向を間違っても、100kmくらい気付かなそうなので要注意です笑
縦断2日目、最初の給油
朝早くホテルを出発して、時刻はお昼前になりました。
ガソリンも減ってきたので、この日、最初の給油をすることに。ハイウェイ本線に戻ってすぐのガソリンスタンドです。
なんか雰囲気が完全にFF15です。
この場所は別のハイウェイが突き当たっていてT字路になっているので、交通の要衝なんでしょうが、ガソリンスタンドと隣接する宿屋以外なにもありません。
まさに回復用の宿屋って感じですね。
併設のコンビニはこんな感じ。荒野の真ん中と思えないほど充実しています。お土産なんかも売ってます。
座って休めるようになっているので、しばし休憩。
さて、今回はこのへんで。
次回は奇岩デビルズ・マーブルズを目指します。
ニフェーデービタン!
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